ハンドメイドアクセサリーに使用するワイヤーと金属アレルギーについて。
アクセサリーを作る際に使用するワイヤーは色々な種類があります。
よくご質問を頂くので、私が使用しているワイヤーと金属アレルギーについて今日は書きたいと思います。
〇14kgfワイヤー
真鍮に14金を高熱と圧力で圧着し、圧着した 「金の層の重量」が「素材を含む総重量」の1/20以上(5%以上)の物を14kgfと呼びます。
メッキよりはるかに厚い層の為、表面が剥がれて下地の金属が露出することが殆どありません。
比較的金属アレルギーをおこしにくいとされておりますが、14金でもアレルギーをおこす方はご使用をお控えください。
〇silver925(sterling silver)ワイヤー
シルバー925とは一般的に『シルバー』と呼ばれているものになり、925は純銀の含有率(純度)を表しています。
純銀は柔らかく、そのままではアクセサリーに不向きなので、純銀92.5%に銅などを7.5%混ぜ合金にしています。
別名『スターリングシルバー』と呼ばれ、欧米ではSTERLINGの刻印が入っているものも多いようです。
金属アレルギーに関しましては、純銀にアレルギー反応をおこす方は少ないようですが、7.5%は他の金属なのでアレルギーをお持ちの方は控え下さい。
〇アーティステックワイヤー
アメリカのアーティスティックワイヤー社が販売しているワイヤーです。
変色やアレルギーをおこすことが少ないとされています。
私が使用しているものは3種類あります。
□ノンターニッシュブラス*ゴールドカラー
芯材は真鍮で無色のポリウレタンコーティング。
□ノンターニッシュシルバー*シルバーカラー
芯材は銅でシルバーメッキし無色のポリウレタンコーティング。
□アンティークブラス(ガンメタ)*アンティークゴールドカラー
芯材の銅にカラーポリウレタンコーティング。
このアーティステックワイヤーが変色しにくくアレルギー反応を起こしにくいと言われているゆえんは、金属にポリウレタンコーティングしているからだと思われます。
しかし、長く使用しているとこのポリウレタンが剥がれることがあります。
そうなりますと、芯材は真鍮、銅なので変色もします。シルバーも変色しやすい金属です。
アレルギーに関しまして、ポリウレタンでコーティングされているうちは、反応を起こしにくいと思われますが、剥がれてしまったら、真鍮、銅がむき出しになります。
金属アレルギーをお持ちの方は使用をお控えください。
□純チタン(99.9%)ワイヤー
純チタンのワイヤーです。
チタンは軽くて丈夫な金属で、イオン化傾向が低く汗や体液に溶けだしにくいため、金属アレルギーはほとんど起こらないと言われています。
金属アレルギーの方にも優しい金属です。
□カッパーワイヤー(銅線)
銅で作られている針金です。
柔らかく扱いやすいので、ワイヤーワークにはよく使われます。
長く使用していくと黒ずんできて変色しますが、これもまた趣があり私は好きです。
金属アレルギーをおこしやすいので、アレルギーをお持ちの方は使用をお控えください。
以上、使用しているワイヤーと金属アレルギーについてでした。
minne:https://minne.com/@green-leaf#_=_
メルカリ:https://www.mercari.com/jp/u/428854247/
フリル:https://fril.jp/shop/00a7ea0f87e5f0aad1f0d4fc37d94407
Facebook:https://www.facebook.com/greenleaf.ik/